About

2020年 
100年以上の時を経た、この建物に出会った。

人の手から暫く離れたこの家は
凛々しくも寂しげで
静かに誰かを待っていたかのように見えた。

蔦に覆われ、苔とシダ、蕗に囲まれていた。
少し背を伸ばすと小樽の海が見え
冬には藍白の雪に包まれる。

様々な青を纏ったこの家を
群れる青 「群青」と
名付けることにした。

心に留まったものをお届けする。
そういう場所にしたいと思った。

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